東京出張で腑に落ちる

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先日、代々木で開催されていたファッションイベントに参加の為に上京してきました。
相変わらず東京はゴミゴミしていて殺伐としていてスピード感があって、田舎から行くと何度行っても
カルチャーショックを受ける場所であります。
石川県にいる時の5倍は歩くので足もパンパンになるし、満員電車では躊躇して乗れないし、あまり
良い事ないように感じますが、東京って街は”刺激”に満ち溢れていることだけは間違いありません。
もっと言えば、「精神と時の部屋」のようにたった2日間だけ滞在したとしても田舎にいる1ヶ月、
いや1年分くらいの精神修行を行える場所だと思ってます。
今回も前々から気になっていたキーワード「レイヤーを上げる」というキーワードについて人生の先輩
から学ぶことができました。なんだかこの話を聞いて腑に落ちたというか、今まで自分が考えていた
ことが一つの方向性として間違っていなかったことを再確認できました。
自分の中で常に生じる、迷いや疑念の指針を見つけることができるのが東京というところなのだと
思えるのです。正解はきっと無いのだろうけど、少なくとも自信を持って進めることは明らかに
実行スピードが上がります。
昔、スキーをしていた頃、同じ感覚を持ったことがあります。
霧で視界が無い中で滑ることと、青空でどこまでも視界が良い中を滑るときのパフォーマンスの違い
明らかに後者の方がいつもよりも無理ができる条件です。
ただし、視界が見えない霧の中とて悪いことばかりではなく、足元から直接感じる感覚だけで安全に
滑りきることも、また技術。
とりとめのない文章になっているかもですが、要は不遇な時代に得た教訓は最良の環境を得た時に
他よりも一つ上のステージでパフォーマンスできるということでしょうか。