農口酒造 杜氏 農口尚彦氏の酒蔵

伝説の杜氏と言われる農口尚彦氏が昨年から酒造りを再開されたそうです。
もう御歳80歳を超える今尚、酒造りに対する情熱が溢れ出る氏の姿は、憧れであり尊敬である。
能登杜氏四天王の一人と言われ、テレビで特集される度にカリスマ性が高まり、神のような存在では
あるが実際にお会いしてみると本当にお酒が好きなおじいちゃんといった感じの物腰やわらかな人です。
たまたま、昨日も地元のテレビ番組で特集されているのを見て、氏の言葉に納得した。
「地酒っていうのは地元の人があの蔵元のは旨い酒だと足を運んで呑んでくれるからこそ地酒って
言うんだよ。」まさにその通りだと思う。
地酒にしろ地場の特産品にしろ、都会のバイヤーが「良い」と言うから名物になるのではなく田舎に
住む地元の人間がこよなく愛するから、地元特産品になるのだと僕も思う。
地元に愛される。一番、基本的な部分であり、最も重要で、そして一番難しいことだと、、、
愛される方法を知っている人間と知らない人間、この差は大きくそして本人達は気づいていないこと
の方が多いように思う。
媚びない、振り回されない、拒まず追いかけない。
たぶん、この程度のシンプルな心構えだけで愛されるのだと僕は思う。
あ、最後になりますが新たな酒造りを再開されて今年初出荷となった「農口」石川県の酒の中では
相当キレのある味わいです。呑み易いというより、ガツンと来る感じ。
喉を通すのがワクワクする酒でした。

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