キ ン ノ タ マ ゴ

そろそろ春間近かと思っていたら、なんだかな~真冬に逆戻りのような寒さですね。
昨日、金沢美術工芸大学の卒業制作展を21世紀美術館に観に行ってきました。
しかし悪天候の中、この美術館だけはいつも大盛況ですねー
美術の「び」の字も知らない息子くんも、卒業制作の作品を観ていきなり大興奮モードに突入。感覚だけで何かを感じたのかもですね。
さて美大生の卒業制作ですが、完成度が高いですね~なんだか入学の倍率高い理由が判った気がします。良く言えば即社会で通用するデザイン性や機能性を感じることができる作品がとっても多かったです。値段が付いていれば、あの場で売れるんじゃないでしょうか(笑)
ただ37歳のおっさんの老婆心ですが、一般社会の中に入る前の最後の時期に作る作品としては現実的過ぎるかも。破滅的、快楽的、自我的、どこにも属さない世界観に触れてみたかったというのが感想です。
私なんかが何かを作ろうとすると、原価や利益、社会性や流行を少なからず意識した窮屈なモノヅクリになるので余計にそんな風に思った次第です。
でも、ほんと美大生のポテンシャルの高さは間違いないですね。素晴らしいことです。

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