梅シロップ作り

初めての梅しごと

石川県に生まれ49年目です。大学時代と放浪時代の数年以外は、ほぼ実家に住んでいた私ですが今年初めて実家の庭に梅の木があり青梅が実っていることを知りました。灯台下暗しでございます。で、その事実を知ったのも姉が突然「庭の梅が収穫できるから欲しかったら週末の町内一斉消毒の前に持って行けば」という発言で知ったわけですが姉は知っていたようです。そんな経緯から手の届く範囲で青梅を収穫し自宅へ持ち帰ることにしました。

実家の梅の木

人生初の梅しごと

昔、祖母が実家の庭に大量の梅干しを干していた記憶は今も鮮明に覚えてます。祖母の作る梅干しは昔ながらのしょっぱい梅干しで子供の頃の私は苦手でした。なので梅干し作りの風景は覚えているものの興味があったわけではないので、あくまでも子供の頃に見た風景としか覚えていません。そんな私がまさか梅しごとをしようと思うなんて血は争えないと思えました。

さて梅しごとなる季節の風物詩てきな行事ですが昔から梅雨時の今時期に出回る青梅使った保存食作りの総称らしく個人的にはその言葉の響きがとっても日本的で素敵に感じました。ネットで調べてみると梅干し作り、梅酒作り、あと簡単なところでは梅シロップ作りというのがあるらしく初心者らしく梅シロップ作りからとりかかることにしました。

実家で収穫してきた梅は量ってみると700gほどあったので500gを梅シロップに使うことにしました。まずは恰好から入る私はお洒落な保存瓶を探すことから開始です。密閉でき見た目もスッキリデザインのガラス瓶をネットで購入、翌日には手に入れ準備完了。

梅シロップ作り

レシピを調べ、順序通りに作り進めます。
青梅を水洗い
青梅のヘタ部分を爪楊枝で取り除く
青梅をタオルで拭き十分に水分を取る
保存用のガラス瓶を熱湯消毒
焼酎で瓶の内側を拭く
青梅と同量の氷砂糖を梅と交互に瓶に入れる
以上で完了

あとは3週間くらい毎日、瓶の中の梅と氷砂糖が混ざるように振ってあげるようにすることでカビを防げるとのことなので毎日、朝昼晩と瓶を振っています。

約2週間経過


いい感じに梅エキスが出ているように思えます。あと1週間ほどしたら梅を取り出し梅シロップを煮沸すれば完成だそうです。この夏の夏バテ予防に美味しく飲めればという期待を持ちながら、あと少し待ちたいと思います。

自分で作る梅シロップ、ほんと愛おしいです(笑)

残った200gの青梅はジップロックで作る梅干し用として使いました。こちらも順調に梅酢が出てきたので7月中頃まで漬け込み干す作業を楽しみたいと思います。

北陸の6月がどんより曇り空が続く気持ちが重たくなる季節で苦手な時期でしたが梅しごとができる季節だと思うと、そんな6月も悪くないと思えました。
梅シロップも梅干しも上手くできるといいのですが。