IQOS(アイコス)の話

20年近く喫煙生活を過ごしてきた。

30歳の時に大病を患ったにも関わらず禁煙できたのは1年間だけでした。

健康を考えると煙草はやめた方がいいというのは喫煙者なら誰しもが知っていて、それを第三者から指摘されると素直に「禁煙します」とは言えないものである。

アイコス始めました

今年の初め知り合いから電子タバコを主力商品としているショップに改善のアドバイスするというメンバーに招聘され約1ヶ月間、その店舗の今後の事業展開などを議論する機会を得た。

そこで思ったのが電子タバコというものを使用したことがない状態で電子タバコを売る方法を話すということに疑問を感じ、なんとく近所のコンビニに行き「アイコスください」と言うと「現在、品切れで入荷の予定も未定です」との絶望的な返答がきた。

アイコスが品切れにガッカリしたというよりコンビニにわざわざ行ったのに何の用事も無かったという虚無感に苛まれながら店を出ようとした時に「もしかすると来週の初めに数個入荷するかもしれません、ただ本当に予定なので店に来て頂き無かった場合はすみません」と厳つい風貌の天使が囁いてくれました。

で、次週を待ちわびること数日、僕に囁いてくれた厳つい天使ちゃんの勤務時間帯に再訪、「アイコスありますか?」と聞いてみると「あるよ!白だけどね」意外と早く無入手できたわけです。

さてアイコス、説明するまでも無いですが電子タバコとはいえニコチンを含むヒートスティックというタバコの小さいやつを専用のホルダーで過熱し喫煙する正真正銘のタバコでございます。ホルダーを充電するポケットチャージャーをマイクロUSBで充電する方式、タバコも充電する時代なんだなーと、なんだか黄昏ます。

ヒートスティックは4種類(全種類1箱460円/20本入り)

・レギュラー

・バランスドレギュラー

・ミント

・メンソール

で、とりあえず全部試してみることに、結論から言えば全部不味いです。

その中でもなんとか続けられそうと感じたのがメンソールでした(1番人気はミントらしい)

そして2016年6月、僕の電子タバコライフがスタートしたのでした。

アイコスは喫煙補助具?禁煙補助具?

さて、もともとアイコスを始めたきっかけが、電子タバコショップのアドバイスをするというところです。アイコスを買う立場になってニーズを探り伝えなければいけません。アイコスを使い始めて最初に感じたのは昔あった禁煙パイポ的な禁煙補助具ではないということ、あくまでもニコチンを含むタバコであり禁煙を促すものではないと感じたのです。しかも通常のタバコと併用するものだと考えたのです(これが後に大きな誤りと気づくのですが)

喫煙者だった僕がアイコスの魅力を感じたのは下記の点です。

.・煙や臭いがほとんど出ない

・火を使わない

・アーリーアダプターっぽい感じ

・呼吸が楽

特に煙が出ないという部分、田舎に住んでいると最も喫煙する機会が多い場所が車の運転中なのですがアイコスのおかげで車内の臭いが激減、寒空の下、窓を開けることなく吸えることに小さな感動すら覚えました。

とにかく使ってみての感想は意外と電子タバコでも良いじゃない!そんな感じでした。本心の部分では本当のタバコを吸う方が美味しいし何よりタバコをやめる気がない中での電子タバコは別段、あってもなくてもどちらでも問題ないという見解がアイコス使用1ヶ月目の素直な感想でした。