兼六園のポテンシャル

きっと、石川県の観光地と言えば?
の質問に金沢21世紀美術館が出来るまでは不動の1位を長年続けてきたであろう兼六園でありますが
あまりに身近過ぎて地元の人間は足を運んでいないというのがほんとのところではないでしょうか。
最近、ご縁あって兼六園さんに訪れる機会が増え、あらためて観光地として兼六園のポテンシャルを
考えるようになりました。

そもそも兼六園て何だ?
※詳しくお知りになりたい方は兼六園の公式ホームページをご参照ください。
兼六園とは庭です。 大なり小なり1軒家を持つと付いてくるであろう庭と同じ、庭なんです。
ということは楽しみ方としては散策するのみ。しかも日本三大名園と言われている情報のみでの来園での
散策は非常に楽しみ方が解りづらく、そもそもあと二つの名園はどこだっけ?という野暮な事を考えながら
散策することになるのが常でございます。

しかし、散策するだけの庭である以上、観光地として魅力のある場所であるかと言えば実に厳しい
札幌の時計台的な写真に納めればそれでよしみたいな状態だと、いささか寂しさを感じるのです。
兼六園に足をあまり運ばない石川県民が言うのも説得力に欠けるので・・・
兼六園を深堀・探究したいと思い、まず園内を紹介するマップを眺めること1時間、兼六園を知る方々のお話
と園内マップに記された見所であろう場所の説明を聞き、それまでいかに兼六園について知らなかった事が
多かったのかを知る。そして説明不足により表面上には出てきていない膨大なコンテンツの宝庫に気づく。
今回の気づきをもとに、次回は兼六園を自分の足で歩きながら検証してみようと思う。

庭としての兼六園ではなく、テーマパークとしての兼六園として・・・