腹痛と腰痛と下痢との3週間戦争

ブログを一新したら記事の内容が実に”健康的”な話題ばかりになって喜んでいたら2月初旬から原因不明の腹痛と腰痛と下痢に襲われ、当初は風邪によるものかと軽んじていたら結果的に3週間とい長期にわたってこの苦痛と戦うことになったお話を綴りたいと思う。

病気のネット検索って凹むね

先に書いたように腹痛と腰痛と下痢、よくある症状なので、特に気にすることもなく風邪の熱的なものが腹部や腰部についたものだと考えていた。2、3日で治ると思っていたものの1週間経っても改善する気配がない。こんな時はインターネットで検索するもので「下痢、1週間、腹痛」などのキーワードで調べてみると「ウィルス性の腹痛」という原因が一番に挙げられている。ノロウィルスだとかロタウィルスの類である。

当然、子供がいるのでそれも十分、原因には考えられるが実は誰も発症していない。むしろ僕が保菌者であった場合、誰かにうつっていてもおかしくない状況で誰も症状が見られない。そして自分自身も発熱もしなければ倦怠感もなく食欲も普通にある。ウィルス性の場合の症状にみられるような嘔吐もなかった。

自分で原因特定は落とし穴

さて、ウィルス性の腹痛という原因が薄れていく中で、次にネット検索で浮上してきた原因が”お腹の冷え”である。事実、僕の腹痛は朝のジョギングを終えた後、30分後くらいから激痛が襲ってくる。そしてトイレに駆け込む。発症のタイミングとジョギングのタイミングを考えると、最も有力な腹痛原因がジョギングになる。「ジョギング、腹痛、下痢」で調べてみると、どうも走り方によって胃腸が揺れ、腹痛や下痢を起こす原因になるとのこと、また走りながらお腹が冷えていくことも腹痛に通づるとあった。

ジョギングによる腹痛の改善には、まず胃腸の揺れを抑える正しいランニングフォーム、そしてお腹周りの筋肉強化とある。どちらもすぐにできることではなく、まずお腹の冷えと胃腸の揺れを極力抑えられるようにと防寒ウェア等を手に入れジョギングのペースをかなりスローなペースに変更してみた。もちろん走ることも一旦止めてみた。

すると腹痛と下痢が見事に治ったのです。

特に走らなかった日は腹痛が一切起こらないことから、やはりジョギングが原因なのかと判断したのですが、ところがそれも間違っていたことに後日気づくのです。

最後は病院へ

ジョギングを止め1週間ほど自分の体の調子を確かめていたのですが、ジョギングしていた頃に比べると発症は少ないものの、やはり日によっては下痢、しかもほぼ水分の水下痢が出ることに不安を覚え、気がつけばこの腹痛、下痢との戦いも3週間目に突入していました。こうなるとネット検索の結果もシビアな状態となり「腹痛、下痢、長期、水下痢」の答えは「大腸癌」と出てくる始末。

ここでノミの心臓である僕は居ても立っても居られない状態となり病院での検査を受けることを決めたのでした。そして胃腸内科で血液検査と胃カメラでの検査を受けた。結果、胃は逆流性胃腸炎で荒れてはいるものの直接的な下痢、腹痛の原因には結びつかず、血液検査で見られた、アレルギー反応の数値と栄養失調の疑いを明確にすべく人生初の大腸内視鏡検査を受けることとなった。

お尻からカメラを挿すあれですね。

次回に続く

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