NIKEのGORE-TEXシューズは雨や雪の中でも快適に走れるの?

なんだか最後に書いた記事から2ヶ月ほど経過していました。1年半前に手術した前十字靭帯は膝やアキレス腱に疲れが残りやすいものの順調に機能は回復し、この冬は2年ぶりにスキーも滑れるようになりました。

さて年末に新しいランニングシューズを手に入れました。「ナイキ ペガサス トレイル 2 GORE-TEX」名前にトレイルとあるように自然の中を走るトレイルラン用のシューズになります。さらにGORE-TEXが使われています。GORE-TEXと聞くとスキーウェアなどのイメージが強いのですがシューズに使われるとどんな感じなのか興味がわき購入してみました。

通常のランニングシューズより、やや重くなるのにトレイルラン用のシューズを選んだ理由は、ただ一つ、北陸の冬用のランニングシューズが欲しかったからです。北陸地方の冬場は、ほとんど晴れる日がありません。晴れ間を狙って走ろうと思うと下手すると週に1度くらいしか走れないことになります。さらに道は雨や雪が残ることが多く普通のランニングシューズではつま先に痛みを感じるくらい冷たくなります。

そんな過酷な条件の中でも快適に走れるシューズを探し辿り着いたのがナイキ ペガサス トレイル 2 GORE-TEXです。ナイキの商品説明でも雨や雪に強く快適とあるので、まずは雨の日に試してみました。浅い水たまりにわざと入ってみたり滑りやすそうなタイルの上を走ってみたりしてみましたが、想像以上に快適に走れます。まず耐水性に関しては完璧だと思います。通常のランニングシューズなら走り出し5分程度でソックスが濡れてくるところ、ナイキ ペガサス トレイル 2 GORE-TEXで走った5kmの間は全く濡れることがありませんでした。

ソールの形状のおかげでしょうか?滑りやすい路面でもかなりグリップしてくれ安心して走れました。特に靭帯の再建手術をしている私にはこの安心感が嬉しかったです。

今月に入り北陸に強烈な大雪が降ったので雪道のランニングも試すことができました。雨とは違い直接の耐水性よりも寒さへの対策と滑る路面への対応を気にしながら走ってみました。素材の詳しいことは解りませんが正直、驚いたのが保温性です。これがGORE-TEXの威力なら凄い素材です。2cm程度の積雪の中を走っても足が全く冷たくなりませんでした。むしろジョギング後に自分の体温でシューズの中で薄っすらと汗をかくくらいの耐寒性があるように感じました。


さすがに凍った路面では滑りやすく完全なグリップはしないので、ここは要注意な気がします。まあそもそも凍結路面を走る機会なんてあまりないと思うので気にしなくていいレベルかと思います。

このシューズを手に入れたおかげで記録的な大雪の降ったこの1月も月間の走行距離は100kmまで走ることができました。悪天候でも快適に走れる一足は、ここ北陸においてはほんと有難いかぎりです。まだまだ雪や雨の日が続きそうですが春が来る日までは活躍してくれると思います。靴の重さと防寒のための重ね着の重さを脱ぎ捨て軽快に走れる春が来るのを楽しみに待ちたいと思います。