アンダーアーマーマスクをボルダリングで使ってみた。

スポーツメーカーのアンダーアーマーがスポーツ用のマスクを開発し日本で販売開始したのが6月初旬頃だったでしょうか?初回販売は即完売で6月末に行われた予約販売で申し込むことができた。予約時の予定では10月頃のお届けという内容でしたが8月末には手元に届きました。

予約した6月時点では10月の到着でしたので涼しくなる秋から冬にかけてのジョギング用マスクとして試す予定でしたが、せっかく届いたので運動時に使ってみようと思うのですがさすがに連日、気温35度超えの日々ではマスクを着けてジョギングする気にはなれないので、まずはボルダリングで試してみました。

2年前からお世話になっているボルダリングジムもこのご時世、感染予防対策を万全にするべく利用人数制限、入室時の手洗い消毒、そしてマスク着用がルールになっています。非常事態宣言が解除されジム再開となってから、そのルールに従いしばらく一般的な不織布マスクを着用しながら登っていました。

基本的には激しく呼吸が乱れるスポーツではないのでボルダリングでは、そのマスクで十分だと思います。ただやはり時間の経過で口元にこもる湿度でマスク通気性は悪くなり息苦しさが増してくることと、湿ったマスクの不快感には耐える必要があります。

アンダーアーマー マスクの感想

思っていた到着日よりも早く到着したアンダーアーマーのマスクを運動の場で試す機会がやってきました。8月の終わりになっても気温が35度を超える日々室内で冷房があるとはいえ換気の為の窓や扉の解放で涼しいとは言えない環境の中で使ってみました。

まず当初、気にしていた厚手の生地の感じですが思っていたよりも厚みによる暑さを感じることなく快適でした。生地の通気性の良さが影響していると思います。また厚みあるためマスク自体が立体的なフォルムを保てるため鼻・口まわりに適度な空間を確保することができマスクを着けていない時とほぼ同じ感覚で呼吸ができるのも嬉しいです。

ただ、普通のマスクの密着感になれている場合はマスクが口に触れていないことに、別の意味では不安を感じることもあるかもしれません。あくまでもスポーツ用に特化したマスクということで使うことをお薦めします。

最初の着用感は快適そのものです。マスク内の適度な空間、生地の通気性、軽さ、不織布マスクにはない感覚です。さて実際、ウォールを登ってみた感想になります。

約1時間、ボルダリング初心者の私が5分程度のインターバルを取りながら約5回のテープ課題を登りじんわり汗をかく程度の運動量での感想ですが快適そのものです。特に良かったのはゴール直前、もうあと少しというタイミングでの筋力ギリギリのところで呼吸がしっかりできることで登りに集中できるということです。不織布マスクで登っていた時には口元に張り付き息苦しさで諦めることが何度となくありました。

今回はボルダリングで使ってみた感想となりますがマスクを着けてボルダリングをしなければいけない状況であれば、このアンダーアーマーのマスクはかなりお薦めだと思います。もう少し涼しくなればジョギングでも試そうと思いますが今の段階では呼吸が激しくなる長時間のスポーツでは不向きのような気がします。

あとすでに2回ほど洗濯機で洗ってみましたが形が崩れることなく使えています。1枚3,300円のマスクなので、スポーツで使わない方々には高いマスクになりますが、運動時に着けるマスクとしては個人的にお薦めのマスクだと思います。(某運動メーカーのマスクとも比較済です)