前十字靭帯断裂から1年の回復状況

2019年6月24日、ちょうど一年前の今日、僕の左膝にある前十字靭帯が断裂しました。ボルダリング中に無理な横向きの体勢から落下、そのまま落ちればよかったのですが左脚を先に着地させたため、輪ゴムが切れるような音ともに前十字靭帯が切れました。

このブログ内にある「男の前十字靭帯断裂生活」というカテゴリーで当時の状況を書き綴っていますので、もしご興味があれば(笑)ご参照下さい。

簡単にその後を書くと6月に断裂、8月に再建手術、9月よりリハビリ開始、今年の1月にリハビリ終了、ちょうど今(2020年6月末)で断裂から1年、こんな感じです。

1年経った今の回復状況

まず体力的には完全に怪我前と同じかそれ以上に回復しました。現状では平日朝のジョギング(6km~7km)週末(8km~10km)を問題なく走れてます。あとボルダリングも復帰したのですが世の中の状況と同じくして3月から自粛期間でしたのでしばらくジム通いはせず、7月から再開する予定です。なのでフィジカル的な部分では、ほぼ回復と言えると思います。

どちらかと言えば負荷の高い運動機能よりも屈伸運動などの曲げ伸ばしを伴う運動の回復にてこずっています。すでに半年前には正座などはできるようになっていますが、膝を曲げる際に違和感を感じます。少しの痛みと張りのようなものでしょうか。これに関しては手術による個人差があるため後遺症というほどではないですがかなり時間をかけて慣れていく必要があるとのことです。

ただ最近になって屈伸や伸脚といったラジオ体操にありそうな動作がわりとスムーズにできるようになってきているのが嬉しいです。この動作が安定しないかぎりはボルダリング等での高所からの飛び降りは無理な気がします。

膝周りの筋肉の強化と柔軟体操はランニングなどとは別に考え意識的に行わないと完全な回復を得られないとも思います。多分ですが一般的にはこのリハビリ的な運動をしなくなるのが長期にわたって違和感を感じる原因になると思います。

これからのスケジュール的には8月に術後1年検査があるので、その時に左脚に入っているボルトを抜くか抜かないかを決めることになりますがなんとなく今の感じでは入院は避けたい気持ちもあります。今のところ不具合も感じていないのでボルトを抜くのはもう少し先でもいいように考えてます。

とにかく受傷後は先の見えない状況でしたが振り返るとあっという間の1年でした。リハビリが大変だと聞いていましたが個人的には良い思い出となりました。あとは次の冬にウィンタースポーツに復帰できるかどうかだと思います。スキーとスノーボード、どっちが膝に優しいスポーツなのだろうか?(笑)

最後に

今思えば、この大きな怪我が昨年で本当に良かったと思います。世の中の状況も考えて全てが良かったと思えます。ただやはり怪我はしない方が絶対に良いので無理せず体と対話しながら運動していきたいと思います。