前十字靭帯断裂再建手術から1年

前回の投稿では前十字靭帯を断裂した日から1年で書かせて頂きましたが今回は断裂後から1ヶ月後の手術日から1年という形で書きたいと思います。

断裂したのが2019年の6月末、手術を行ったのが8月6日、受傷後から約1ヶ月後の手術でした。術前に2度ほど病院で術前リハビリを受けさせて頂きました。手術前に膝の可動域の確保と筋力の維持が術後のリハビリに大きく影響すると説明されました。

手術から1年

丁度、術後1年となる2020年8月6日に1年検診の為、担当の先生を受診してきました。診断的にはレントゲン撮影とヒアリング程度ですが一番の目的は膝の中に埋め込まれているボルトをどうするか?という相談になります。

レントゲン撮影では何の問題もなく、運動能力の問診的にも問題はありませんでした。あとはボルトを抜く手術をするか否かということですがコロナ禍ということもあり急ぎを要することでもないと判断し今年中のボルトの摘出は見送ることにしました。

先生曰く、ボルトを摘出したくなったら1ヶ月前に相談してくださいということでした。実際、ボルトがあるための違和感を感じることもないので当分はこの状態で過ごしてみようと思います。

膝の状態について

前回の投稿でも書きましたが膝の状態は概ね怪我前の状態に戻っていると思います。ただ最近感じるのは受傷した左脚の疲労の蓄積と回復時間の長さが気になります。8月に入り猛暑が続いているのもあると思うのですがジョギング後の脚の疲労の蓄積が気になります。特に左脚においては無意識に膝をかばうような動きをしているのか疲労具合が気になります。

それとコンスタントに長距離を走れるようになってから気になり始めたのが足首、特にアキレス腱周りの嫌な痛みです。あくまでも自己判断ですが手術をした膝を気にすることでジョギングの際に足首の動きが小さくなり地面からの衝撃を受け流すことができずアキレス腱周りに相当な負荷がかかっているように感じます。足首の動きに疑問を感じた先週あたりから意識的に足首の可動域を増やし地面からの衝撃を和らげるような走りにしていますが慢性的な痛みがある今は完全静養も必要なのかもと考え始めてます。

とにかく怪我だけは避けたいので無理はせずジョギングは週3で休養日を取るようにしました。走れないストレスもありますが今は左脚の痛みが取れることを願うばかりです。

1年、経ち思う

スポーツ選手、特にプロスポーツ選手や世界で戦うアスリートの方々が前十字靭帯断裂から復帰するスピードには驚かされます。回復のスピードもさることながら再断裂という不安を抱えながらパフォーマンスを発揮することのメンタルの強さは正直信じられないです。個人差や手術技術の違いはあれど、やはり手術したことでの術前との違和感は感じると思うのですが、その中でも怪我前と同等、それ以上の成果を出せるトップアスリートの方々にはただただ驚くばかりです。

素人レベルの私が同じような回復とまではいかないとしても時間をかけ再断裂の怖さを克服し、ある程度冒険できるような状態までに回復できることを目標にコツコツ、トレーニングを積んでいきたいと思います。